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2024年を迎えて1/9(火)より3学期の授業が始まりました。当研究室では、受験コース生(高3生、浪人生)は共通テスト後からの授業開始を選択できるようにしています。ですからほとんどの受験コース生は共通テスト後からの受講を選択し、この時期の教室は基礎コース生(高1、高2生、およびすでに合格した受験生)の生徒が中心です。 教室は閑散としていますが、共通テストが明ける来週からはまた、生徒で埋まった教室での練習が再開されます。 今年度は4月の段階で受験コース生の人数が多くて早くに教室が満席となり、新しく入塾をご希望される方をキャンセル待ちとしてお待たせしたり、お断りせざるおえない時期がありました。ただ、秋の入試までに合格した受験生が2学期で受講を終了したことにより、昨年末には新しく入った基礎コース生も増えました。今はまだ若干の席が空いています。 基礎コース生のデッサンも目に見えて良くなってきました。しっかりと濃い色が出せるようになった人、構成がよくなった人、丁寧な観察と細かい描きこみができるようになった人、などそれぞれの成長が見えます。さらに画面全体をコントロールして同一平面や空気感をも表現できるように、意識して練習していきましょう。 #
by m-art
| 2024-01-12 13:10
| 教室風景
12月18日(月)から冬期講習会を行いました。前期日程は18日(月)から22日(金)まで、後期日程は25日(月)から29日(金)まで、それぞれ5日間の日程で行いました。 昨年もそうでしたが、今年もいくつかキャンセルも出て少しばかり教室に余裕のある状態での冬期講習会でした。共通テスト前のこの時期は、3年生、浪人生の受験生は前期か後期か、どちらかだけに参加するケースが多いのですが、今年は共通テストに専念すべくどちらにも参加しない人も複数人いました。共通テスト対策を選んだ人、実技対策を選んだ人、どちらも自分の選択を疑うことなく、集中してこの時期を過ごしてもらいたいと思います。 京都市立芸大志望の受験生には「黒ビニール袋、スプレーボトル、レモン」の過去問のモチーフを描いてもらいました。京都市立芸大らしくスプレーボトルとレモンは色が明るく白っぽいモチーフだったものの、45Lのビニール袋はやたら大きくて黒い色であり、これをどう扱うかが問われる出題です。構成の判断力を試すにはよい練習になります。 ある程度経験量のある基礎コース生(高校1年生、2年生)には、昨年同様、最終日に「ステンレスボウル、ネギ、里芋」を描いてもらいました。 基礎コース生が描いたこのモチーフは、反射率の高い工業製品であるステンレスボウルと、生ものであるネギの質感の描き分けがポイントになりますが、今年もしっかりと仕上って良い練習になったと思います。 講習会中に描いたキャラクターデザインと色彩の作品、立体講評の様子を紹介します。 年が開けて新年3学期の授業は、1/9(火)から始まります。(n.m.) #
by m-art
| 2023-12-30 09:18
10月中にデッサンコンクールを行いました。3時間で同じモチーフを指導なしで描き、点数をつけて順位を出すデッサンの模擬試験です。年に2回実施しています。 今回のモチーフは「強炭酸水ペットボトル・手提げ紙袋(グレー)・袋入りクッキー」でした。紙袋は、やぶる、ちぎる、の加工は不可。袋入りクッキーの扱いは自由、という条件です。最近入塾したばかりの人や入試に卓上デッサンが必要ない人などを除いて、35名が参加しました。 上位のレベルは拮抗していました。3人の先生で採点したところ、ベスト10を決める段階での評価はかなりバラけました。ただ、1位の作品に関しては3人の評価は一致しました。面の描き込みの密度、モチーフの質感の描き分け、大きさや力の方向性を感じながら配置を決める構成力で差が出たと思います。 紙袋を破ったりちぎったりできないので構成の選択肢が少ない中、モチーフの大きさやちょっとした位置関係で構成の差が出ます。余白のあり方を意識し、モチーフの形態が示唆する力の方向性を感じながら配置できるようにしてください。上位に入るためには、お菓子袋を開けたり割ったり、積極的に扱う必要があるでしょう。 今回の結果を次にどう活かすかが次の課題です。まずは自分の良かったところをしっかり確認して自信に繋げましょう。その上で修正点を明確にし、さらに向上するための具体的な方法を見つけて練習していきましょう。(n.m.) #
by m-art
| 2023-10-30 00:59
| 教室風景
A、B、C、D、Eの5つの日程を設定し、今年も全てのコースともに満席となりました。それぞれ連続した5日間の講習で、志望校や経験量に合わせて個人別カリキュラムを組み練習しました。平常授業よりもまとまった時間が取れるので、じっくりと制作することができました。 一方で、9月に入ると総合型選抜のエントリーが早速始まります。関西私立大学の総合型選抜を受験する人、また、国公立大学の総合型選抜を受ける人は持参作品の制作なども行い、実技試験や体験授業へ向けての練習もしました。 今回、夏期講習に参加した人は、確実に実技能力が向上したと我々講師陣も実感しています。国公立大や関東私立大が第一志望の人は一般入試までまだ時間がありますが、2学期に入ると、時間対応も含めた練習をしていくことになります。 夏期講習会での講評の様子です。 #
by m-art
| 2023-08-26 12:54
| 教室風景
1学期の最後にデッサンコンクールを行いました。デッサンコンクールとは参加者全員が同じモチーフを3時間きっちり時間を計って描く、デッサン模試のことです。指導なしの自力で描いた作品に点数をつけて順位を出します。最近入塾したばかりの人や受験でデッサンが必要ない人を除き、今年は46名が参加しました。
今回のモチーフは「グレープシードオイル瓶、ポテトチップス袋、ポテトチップス2枚」でした。袋は開封しないこと、配られた2枚のポテトチップスのうち描く枚数は0〜2枚で加工も自由、という条件です。1位と2位は同点で接戦でしたが、この場合は採点した3人の先生の高い点数が付いている方が1位となります。 この1学期中にデッサンは全体的に伸びたと思います。充実した作品が多く出るようになりましたし、コンクール下位の作品でも以前のような明らかに未完成な作品やモチーフが小さすぎる作品は無くなりました。ただ、中盤の順位の人は、日頃の練習では描き込みができているのに、3時間ではまだ間に合わずにあっさり終わってしまった人も見られました。 特に受験生は、これから入試の時間に合わせて密度を上げていけるように、具体的な対策を立てて練習して行きましょう。
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by m-art
| 2023-07-18 12:07
| 教室風景
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