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春期講習会 2024年3月23日〜4月2日

323日~26日までを前期、3月30日~4月2日までを後期の日程で、2024年度の春期講習会を行いました。

合わせて11名の人が、この春期講習会で当研究室の授業に初めて参加しました。

初めてこちらに参加する人には、まずデッサンの基本から練習してもらいます。立方体、円柱、球などの基本形態の捉え方や描き方のポイントを解説した上で描いてもらいます。経験者の人もいたのですが、初心者の方も含めて、いずれも手をよく動かすことができていました。

初心者の人には一つ一つ基本形態を描いてもらって進めていきますが、経験者で、かつ受験生の人には、ある程度まとめて基本形態のデッサンを進め、色彩や立体の基本や、石膏デッサンや着彩などの実践課題へも進めてもらいました。

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# by m-art | 2024-04-02 22:06 | 教室風景
2024年(2023年度) 3学期授業開始

2024年を迎えて1/9(火)より3学期の授業が始まりました。当研究室では、受験コース生(高3生、浪人生)は共通テスト後からの授業開始を選択できるようにしています。ですからほとんどの受験コース生は共通テスト後からの受講を選択し、この時期の教室は基礎コース生(高1、高2生、およびすでに合格した受験生)の生徒が中心です。

教室は閑散としていますが、共通テストが明ける来週からはまた、生徒で埋まった教室での練習が再開されます。

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今年度は4月の段階で受験コース生の人数が多くて早くに教室が満席となり、新しく入塾をご希望される方をキャンセル待ちとしてお待たせしたり、お断りせざるおえない時期がありました。ただ、秋の入試までに合格した受験生が2学期で受講を終了したことにより、昨年末には新しく入った基礎コース生も増えました。今はまだ若干の席が空いています。

基礎コース生のデッサンも目に見えて良くなってきました。しっかりと濃い色が出せるようになった人、構成がよくなった人、丁寧な観察と細かい描きこみができるようになった人、などそれぞれの成長が見えます。さらに画面全体をコントロールして同一平面や空気感をも表現できるように、意識して練習していきましょう。


# by m-art | 2024-01-12 13:10 | 教室風景
冬期講習会 2023 (12/18〜12/29)

12月18日(月)から冬期講習会を行いました。前期日程は18日(月)から22日(金)まで、後期日程は25日(月)から29日(金)まで、それぞれ5日間の日程で行いました。

昨年もそうでしたが、今年もいくつかキャンセルも出て少しばかり教室に余裕のある状態での冬期講習会でした。共通テスト前のこの時期は、3年生、浪人生の受験生は前期か後期か、どちらかだけに参加するケースが多いのですが、今年は共通テストに専念すべくどちらにも参加しない人も複数人いました。共通テスト対策を選んだ人、実技対策を選んだ人、どちらも自分の選択を疑うことなく、集中してこの時期を過ごしてもらいたいと思います。

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前期日程の講評の様子です。
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こちらは後期日程の講評の様子です。

京都市立芸大志望の受験生には「黒ビニール袋、スプレーボトル、レモン」の過去問のモチーフを描いてもらいました。京都市立芸大らしくスプレーボトルとレモンは色が明るく白っぽいモチーフだったものの、45Lのビニール袋はやたら大きくて黒い色であり、これをどう扱うかが問われる出題です。構成の判断力を試すにはよい練習になります。


ある程度経験量のある基礎コース生(高校1年生、2年生)には、昨年同様、最終日に「ステンレスボウル、ネギ、里芋」を描いてもらいました。

基礎コース生が描いたこのモチーフは、反射率の高い工業製品であるステンレスボウルと、生ものであるネギの質感の描き分けがポイントになりますが、今年もしっかりと仕上って良い練習になったと思います。


講習会中に描いたキャラクターデザインと色彩の作品、立体講評の様子を紹介します。

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年が開けて新年3学期の授業は、1/9(火)から始まります。(n.m.)


# by m-art | 2023-12-30 09:18
デッサンコンクール 2023年10月

10月中にデッサンコンクールを行いました。3時間で同じモチーフを指導なしで描き、点数をつけて順位を出すデッサンの模擬試験です。年に2回実施しています。

今回のモチーフは「強炭酸水ペットボトル・手提げ紙袋(グレー)・袋入りクッキー」でした。紙袋は、やぶる、ちぎる、の加工は不可。袋入りクッキーの扱いは自由、という条件です。最近入塾したばかりの人や入試に卓上デッサンが必要ない人などを除いて、35名が参加しました。

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上位のレベルは拮抗していました。3人の先生で採点したところ、ベスト10を決める段階での評価はかなりバラけました。ただ、1位の作品に関しては3人の評価は一致しました。面の描き込みの密度、モチーフの質感の描き分け、大きさや力の方向性を感じながら配置を決める構成力で差が出たと思います。

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1位 300/300点

紙袋を破ったりちぎったりできないので構成の選択肢が少ない中、モチーフの大きさやちょっとした位置関係で構成の差が出ます。余白のあり方を意識し、モチーフの形態が示唆する力の方向性を感じながら配置できるようにしてください。上位に入るためには、お菓子袋を開けたり割ったり、積極的に扱う必要があるでしょう。

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2位 280/300点

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3位 275/300点


工業製品であるペットボトルの形態や立体感が安定して描けるように練習してください。このモチーフでは、色が薄くて透明感がありながらも手前に張り出す円柱の立体感と、光の反射による質感表現がポイントになります。

今回の結果を次にどう活かすかが次の課題です。まずは自分の良かったところをしっかり確認して自信に繋げましょう。その上で修正点を明確にし、さらに向上するための具体的な方法を見つけて練習していきましょう。(n.m.)


# by m-art | 2023-10-30 00:59 | 教室風景
夏期講習会 2023年度

7/21(金)~8/25(金)の期間で夏期講習会を行いました。

A、B、C、D、Eの5つの日程を設定し、今年も全てのコースともに満席となりました。それぞれ連続した5日間の講習で、志望校や経験量に合わせて個人別カリキュラムを組み練習しました。平常授業よりもまとまった時間が取れるので、じっくりと制作することができました。

一方で、9月に入ると総合型選抜のエントリーが早速始まります。関西私立大学の総合型選抜を受験する人、また、国公立大学の総合型選抜を受ける人は持参作品の制作なども行い、実技試験や体験授業へ向けての練習もしました。

今回、夏期講習に参加した人は、確実に実技能力が向上したと我々講師陣も実感しています。国公立大や関東私立大が第一志望の人は一般入試までまだ時間がありますが、2学期に入ると、時間対応も含めた練習をしていくことになります。

夏期講習会での講評の様子です。

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# by m-art | 2023-08-26 12:54 | 教室風景