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1学期のデッサンコンクール 2023年7月
1学期の最後にデッサンコンクールを行いました。デッサンコンクールとは参加者全員が同じモチーフを3時間きっちり時間を計って描く、デッサン模試のことです。指導なしの自力で描いた作品に点数をつけて順位を出します。最近入塾したばかりの人や受験でデッサンが必要ない人を除き、今年は46名が参加しました。

今回のモチーフは「グレープシードオイル瓶、ポテトチップス袋、ポテトチップス2枚」でした。袋は開封しないこと、配られた2枚のポテトチップスのうち描く枚数は0〜2枚で加工も自由、という条件です。1位と2位は同点で接戦でしたが、この場合は採点した3人の先生の高い点数が付いている方が1位となります。
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1位 295 ' 点/300
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2位 295点/300
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3位 285点/300
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この1学期中にデッサンは全体的に伸びたと思います。充実した作品が多く出るようになりましたし、コンクール下位の作品でも以前のような明らかに未完成な作品やモチーフが小さすぎる作品は無くなりました。ただ、中盤の順位の人は、日頃の練習では描き込みができているのに、3時間ではまだ間に合わずにあっさり終わってしまった人も見られました。
特に受験生は、これから入試の時間に合わせて密度を上げていけるように、具体的な対策を立てて練習して行きましょう。
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# by m-art | 2023-07-18 12:07 | 教室風景
新年度オリエンテーション 2023年4月10日(月)
4月10日(月)に新年度のオリエンテーションを行いました。
今年度はこの4月の初めから教室が満席になりました。入校をご希望されている方も残念ながらお断りせざるを得ない状況になっています。

以前はオリエンテーションで毎回ビデオ上映をしていましたが、コロナ禍になった2020年からは中止していました。今年は4年ぶりにオリエンテーションでのビデオの上映を行い、感想文を書いてもらいました。

当校卒業生で京都市立芸大に進学し、京都アニメーションに就職しているTMさんがアニメ「ツルネーつながりのー射ー」の背景画制作に参加していることもあって、今回はアニメーションの背景画制作に関したビデオを上映しました。
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# by m-art | 2023-04-10 20:31 | 教室風景
京都市立芸術大学2023年度入試 合格再現作品 制作中
教室では、京都市立芸術大学2023年度入試の合格再現作品を制作してもらっています。
今年度入試では、直前講習会のみ参加してもらった受験生も含めて17名が京都市立芸術大学を受験し、8名(現役5名)が合格しました。

まだ少し力が足りないかなあ、といった受験生でも合格できる可能性があるこの大学ですが、今年度はそのような人は残念ながらいませんでした。その分、実力がついた浪人生たち3名がしっかり合格できたのはよかったです。
ただ、不合格だった受験生の中には合格できる力がついていた現役生も数名いましたから、そこをもう一歩安定させて受験に挑めるように、来年度入試に向けて指導していきたいと思います。
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# by m-art | 2023-03-16 14:41 | 合格再現
2022年12月 冬期講習会 (12/19〜29)

12月19日から29日まで冬期講習会を行いました。

今年は前期日程、後期日程ともに一旦満席になったものの、高校のスケジュールと合わなくなった人や共通テストに専念したい人のキャンセルも出て、少しばかり教室に余裕のある状態での冬期講習会となりました。12月末の高校スケジュールが直前にわかったところや、ギリギリまであったところもあったようで、やはりコロナ禍による影響があるのだろうと感じます。

京都市立芸大志望の受験生には、「提灯、長ネギ、石鹸」の過去問を描いてもらいました。また、ある程度経験量のある基礎コース生(高校1年生、2年生)には、最終日に「ステンレスボウル、ネギ、里芋」を描いてもらいました。

手数をかけてしっかり仕上げた作品はどれも存在感のあるものとなりました。

年が開けて新年3学期の授業は、1/10(火)から始まります。

前期日程の様子です。

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後期日程の講評の様子です。

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# by m-art | 2022-12-27 23:14 | 教室風景
デッサンコンクール 2022年10月

10月中ばにデッサンコンクールを行いました。指導なしで3時間で同じモチーフを描き、点数をつけて順位を出すデッサンの模擬試験です。年に2回実施しています。

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モチーフは「サンペレグリノ炭酸水ペットボトル・白紙袋・みかん」でした。紙袋の加工は自由、みかんも加工してよいのですが、果汁を出さないようにすること、というのが条件です。今回は最近入塾したばかりの人や、入試にデッサンが必要ない人などをのぞいて44名が参加しました。

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1位の作品
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2位の作品
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3位の作品

全体のレベルは拮抗していましたが、4人の先生で採点したところ、1位の作品が全員一致したのは意外でした。上位には構図をしっかりと大きく取った作品がいくつかあり、それらは離れてみ見ると目立つのですが、近くで見ると描き込みが甘かった、というのが要因でしょう。1位の作品は少し小さめの構図ですが、手前に配置したみかんやペットボトルの透明感などが魅力的に描けていました。


構成においては紙袋をどう扱うかが問われた出題です。立体的に演出しながら、折り目、しわ、破り目、をどこまで演出するか。展開をしすぎると時間内に描き切ることができなくなるかもしれません。自分の力と相談しながら構成を考えることができるように経験を積んでいくとよいでしょう。

上位に絡むためには、みかんの皮をむくなどの演出をしてもよいでしょう。今回は積極的にみかんを加工した人が多かったのですが、描き込みが間に合わなかった人もいます。2位になった作品はモチーフの扱いはシンプルでしたが、その分、丁寧な描き込みができていて印象的でした。


今回の結果を次にどう活かすか、今後の上達力が大切になります。まずは自分の良かったところをしっかり確認して自信に繋げましょう。その上で、修正点を明確にし、さらに向上するための具体的な方法を見つけ、練習していきましょう。(n.m.)


# by m-art | 2022-10-27 00:03 | 教室風景